子どもを叱る時の注意点

ただ「怒る」だけではダメ
子どもにしつけをする際、なかなか言うことを聞かなかったり、我が儘を言ってばかりだったりするとついイライラしてしまうこともあるかと思います。
しかし、子どもに感情をぶつけて「怒る」のと、感情を抑えて子どもの為に説明して「叱る」のとでは似ているようで大きな違いがあります。
「怒る」ことは自分が怒っていることを子どもに分からせようと感情的になっている自分本位な状況です。反対に「叱る」ことは、相手をより成長させるためにする注意やアドバイスのことです。
悪いことをしてしまった時は子ども相手であっても「なぜ悪いのか」「なぜ叱られているのか」「次からはこうしよう」と冷静に説明しましょう。感情的に怒ってしまうと子どもは何故怒られているのか理解できずに混乱してしまい子どものしつけにはなりません。
悪習慣を断ち切って子どもの見本になる
子どもは話すことができないうちから親の姿を見ています。そして親の行動を真似したり考え方も似てくるようになります。子どもに良い影響を与えることができるよう、親である自分の行動にも気をつけましょう。
子どもが生まれる前はインターネットやゲーム等でだらだら夜更かしをしていたという人は多いかも知れませんが、子どもが生まれたら早寝早起きを習慣付けるようにしましょう。午後10時から午前2時にかけて多くの成長ホルモンが分泌される為、子どもにとって睡眠時間帯は大切です。親が夜更かししていると子どもも自然と夜更かし体質になっていってしまうので気をつけましょう。
また電車や公共の場でのマナーもしっかりと守ることが大切です。電車の中で電話をしたり横断歩道の信号無視等をしていると子どもが「悪いこと」と認識せずに自然と真似するようになってしまいます。